施主さんに聞きました。
川崎市I氏邸
●家族構成/夫婦+子ども1人 ●敷地面積/141.10㎡(42.68坪)
●延床面積/106.20㎡(32.12坪)
Q.緑建設に決めた理由はなんですか?
以前の住まいでは、カビや結露がひどかったので、今回の家づくりでは何よりも住宅性能を重視。ハウスメーカーや住宅展示場を幾度となく見て回るものの、納得のいく会社に出会うことはありませんでした。諦めかけていた時に出会ったのが、オリジナルの制震外断熱住宅を手がける緑建設さん。打ち合わせに斉藤社長(現・会長)が自ら対応してくれ、話を聞いていくうちに、外断熱に対する深い知識、決して急かすことのない誠実な姿勢を信頼。家づくりをお願いすることに迷いはありませんでした。
Q.住まいの特徴を教えてください。
外観はシンプルモダンなデザインで、アクセントに木目調の部材を採用。室内は1階から2階、ロフトと間仕切りがほとんどないオープンな間取りです。日当たり抜群の2階LDKは、梁や柱、スケルトン階段から木肌の温もりを楽しむ夫婦の憩いの場。オーディオセットの設置や陶器の洗面ボウル、カーブを描く玄関のカマチなど、住まいへのこだわりも見事に応えてくれました。また、制震工法を取り入れているため、ちょっとの揺れなら気づかないことも多いですね。
Q.住み心地はいかがでしょうか?
以前は当たり前だったカビや結露も、今の生活では無縁です。斉藤社長が教えてくれた、住まいの快適さを決める気密性の値(C値)が、この住まいでは0.17㎠/㎡を記録(神奈川地区の次世代省エネ基準対応の数値は5㎠/㎡。低いほど高い気密性を示す)。室内の空気が外に逃げていかず、オープンな間取りでも家中がいつも一定の温度に保たれています。住んでいて性能の高さを特に実感するのは真冬。蓄熱式暖房機1台だけで、家のどこにいても過ごしやすいんですよ。